口呼吸は絶対ダメ!!口呼吸の原因と治し方

口呼吸は「ただお口で呼吸しているだけ」ではありません。

お口の周りの筋肉や骨格の成長不足のサインです!

口呼吸が続くと歯並びがガタガタになったり、むし歯や歯周病になりやすくなったりするだけでなく、全身的にデメリットがあります。 「たかが口呼吸」と甘く見るのは危険です。

まずは口呼吸の仕組みや原因を知っていただき、ご自宅でできるトレーニング方法をご紹介します。

お口ポカンは大敵!口呼吸のデメリット

口呼吸を続けていると、お口を閉じる筋肉が衰えて、お口の周りの筋肉のバランスが崩壊!

その結果、歯並びがガタガタになります!

「なぜ筋肉のバランスで歯並びが…?」

その理由をご説明します。

歯並びは遺伝では決まらない!

歯並びは遺伝では決まりません。

成長期に、

  • どれだけあごを使ったか
  • どれだけ正しく力がかかったか

で大きく決まります。

口呼吸で筋肉が衰えてしまうと、筋肉のバランスが崩れて、綺麗に歯が並ばずガタガタになってしまいます

どっちが正しい歯並び?

次の2つはどちらが正しい歯並びか分かりますか?

A:きっちり詰まった歯並び

B:すき間だらけの歯並び

一見綺麗に並んでいるAが正しいように見えますが、正解はBです!

なぜこんなすき間だらけの歯並びが正しいのかというと、後から生えてくる大人の歯は、子供の歯の約1.5倍もサイズが大きいからです!

大人の歯が綺麗に並ぶためにはすき間がないといけないので、Bの歯並びこそが正常な状態です。

Aは【過蓋咬合(かがいこうごう)】と呼ばれる不正な歯並びのひとつです。

顎の成長が遅れているので子供の歯の段階できっちり詰まって生えていて、噛み合わせも深く下の歯が見えていません。

このような状態で大きな大人の歯が生えてくると、綺麗に生えるスペースがなく、ガタガタの歯並びになってしまいます。

その他の口呼吸のデメリット

  • アレルギーを誘発する
  • 風邪を引きやすくなる
  • 皮膚・内臓の機能を低下させる
    (皮膚のかさつき、便秘、だるさ etc.)
  • むし歯・歯周病リスクを上げる
  • 睡眠の質が低下→集中力も低下

口呼吸は百害あって一利なし!です。

口呼吸の原因

お子様の口呼吸の全ての原因は、お口の周りの成長不足にあります。

この問題は年々深刻化してきています。 「口腔機能発達不全症」という名前で保険診療項目にも追加されました…

顎の成長不足!

現代の子供たちはお口の周りの成長が悪く、顎の小さい子供が多いです。

顎が小さいと歯並びも狭くなり、収まるスペースのない舌は後ろへ下がります。

舌が後ろへ下がると気道(空気の通り道)が狭くなるため、鼻での呼吸が難しくなり、口呼吸になります。

口呼吸を続けているとさらに舌は後ろへ下がり、気道もより狭くなります。

こうなると今度は顎を上げて気道を確保しようとするため、お口がポカンと開いた状態になってしまいます。

お口を閉じる筋肉の成長不足!

お口を閉じる筋肉が成長不足で、お口を閉じにくく口呼吸になるパターンです。

口呼吸の他にもこんな症状はありませんか?

お口の周りの筋肉が正しく成長していないと、口呼吸の他にもたくさんの症状が現れてきます。

お口の中に現れること

  • 出っ歯
  • 噛み合わせが反対
  • 歯並びがガタガタ
  • 乳歯の歯と歯の間が空いていない
  • 噛んだ時に下の歯が見えない
  • 永久歯の生えるスペースが足りない
  • 滑舌が悪い・発音できない音がある
  • いびきや、はぎしりがある

身体に現れること

  • 姿勢が悪い・ねこ背
  • よく噛んでいない、噛めない
  • 寝起きの機嫌が悪い
  • 寝つきが悪い・よく眠れない
  • よくこける、つまずく
  • バタバタ走る
  • 手首、足首をひねりやすい
  • 落ち着きがない
  • 一定の時間、じっとしていられない
  • 偏食である

なぜ、お口に問題のある子どもが増えたのか

それは食の欧米化が原因のひとつです。

子供たちに人気のハンバーグ、オムライスなどの洋食は、1回の食事でおよそ500回噛みます。

これに対して、従来の日本食ではおよそ1,500回です。

食の変化によって噛む回数が1/3にも減ってしまい、このことがお子様のお口の周りの成長を妨げてしまっています。

洋食ばかりでなく、今はスーパーやコンビニで売られているお惣菜も、高齢者向けに柔らかい食べ物が増えています。

子供たちは噛む力で成長します!

顎の成長には負荷が必要不可欠です!

負荷とはなんでしょうか?

ズバリ、噛む力のことです。

適切に力がかかれば自然としっかりとした顎に成長していきます。

顎が正しく成長していくと、鼻の通り道を作り、心肺機能を育てます。 お口の成長が顔・首を育て、脳は首をとおして成長ホルモンなどを出し、身体の機能や構造が育ちます。 身体が大きくしっかり育つことは、内臓を正常な位置におき、機能も育てます。

つまり、お子様の健康な成長は、お口の発達から始まっているのです!

お子様のサインを見逃していませんか?

これらは全てお口の周りの成長不足のサインです!

  • お口がポカンとあいている
  • への字口
  • ダランと垂れた目
  • 赤いほっぺた
  • 目の下のクマ
  • くちびるが分厚かったりカサカサしている
  • 顔が左右非対称になっている
  • くちゃくちゃ音を立てて食事をする

まだ手遅れではありません!自宅でできる口呼吸の治し方

まずは次の2つに気を付けてみてください。

  1. 寝る時は仰向けに!
  2. 日中にお口がポカンとしていたら優しく声かけを!

それでも改善が見られなかったとしても、まだ手遅れではありません!

お口の周りの筋肉を正しく成長させる方法をご紹介します!

一度、歯科医院に来て指導を受けていただき、後はご自宅で毎日トレーニングしていただくだけです。

お口の筋トレ ~口腔筋機能療法~

お口の周りの筋肉をトレーニングし口腔環境を改善します。 毎日、お家でトレーニングするだけでお口ポカンが直ります。

お子様ひとりひとりに合わせたトレーニングプランを提案し、歯科衛生士が直接指導いたします。

月に1回、習い事のような感じでお越しください。

詳しくは次のページで!

負荷型育成装置 Vキッズ

当院では口の中を広くする(口腔内のボリュームをUpする)目的の「Vキッズ」という装置を推奨しています。 Vキッズは寝るときだけ下顎に装着するもので、歯の型さえ取れれば3才から使用できます。

Vキッズについて

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